東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
特徴等
石川酒造は、文久3年(1863)創業という造り酒屋で、日本酒「多満自慢」やビール「多摩の恵」を製造販売している。福生市熊川に所在する敷地には酒造蔵などが建ち並び、老舗造り酒屋の歴史的景観を今に伝えている。
本蔵は明治13年(1880)の建築で、梁には建築に携わった棟梁、樵(きこり)、木挽(こびき)の名を連ねた札が今も貼られているという。本蔵は桁行32m・梁間23m,2階建、外壁漆喰塗の雄大な酒造蔵で、妻面に観音扉付の窓を整然と配し、内部は柱が林立した宏壮な空間である。酒造の中心的設備として、際だった存在感を示している。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-24
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番号-名称 年 代   構造等
183 石川酒造本蔵 明治13年
(1880)
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積734㎡
石川酒造本蔵 (撮影:2004-9) 石川酒造本蔵 (撮影:2004-9)