東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
特徴等
田無神社の創建は鎌倉時代(13世紀)と伝えられ、江戸時代初期までは田無村谷戸の宮山に鎮座し、尉殿(じょうどの)大権現と呼ばれていたが、青梅街道の整備に伴い、寛文10年(1670)に現在の地に遷座した。
参集殿は昭和10年(1935)の建造で、二ノ鳥居の西に、参道を介して社務所と向かい合って建つ。玄関は式台構とし、取次の間の北側に座敷が東西に3室並ぶ。床の間を神殿に見立てた上座敷の意匠、透彫の欄間、磨き丸太の縁桁等を特徴とする近代和風建築である。設計は内務省関連の建築家と伝える。東京都指定の拝殿などとともに、社頭景観を形成する。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2005-3-21
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田無神社参集殿 (撮影:2004-11)
田無神社参集殿 (撮影:2004-11) 田無神社参集殿 (撮影:2004-11)
       
       
       
       
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番号-名称 年 代   構造等
179 田無神社参集殿 昭和10年
(1935)
木造平屋建、瓦葺、建築面積122㎡