東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
       
       
       
       
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番号-名称 年 代   構造等
162 一橋大学兼松講堂 昭和2年
(1927)
鉄筋コンクリート造2階建、建築面積1471㎡
特徴等
一橋大学は、明治8年(1875)に設立された商法講習所に始まり、東京高等商業学校、東京商科大学等数回の改称、分離・統合を経て、昭和24年(1949)から現在の一橋大学になった。関東大震災により、神田一ツ橋にあった校舎が倒壊したため、国立市の新校舎完成とともに移転した。
兼松講堂は,国立市移転時の建築群の1つで、西キャンパスに位置している。神戸の兼松商店が、創始者兼松房治郎の13回忌を記念して寄付したものである。伊東忠太の設計になるロマネスク風建築で、一橋大学のシンボル的建築になっている。玄関や窓のアーチや軒廻りのロンバルド風帯模様などがロマネスクの雰囲気を醸し出している。外壁は玄関と腰が石、その他はスクラッチタイル張である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/総覧日本の建築(新建築社)
2005-8-22
一橋大学兼松講堂 (撮影:2004-4) 一橋大学兼松講堂 (撮影:2004-4)
一橋大学兼松講堂 (撮影:2004-4)