特徴等
弥生正緑館(渋谷家住宅洋館)主屋は、日本橋に店を構える毛織雑貨輸出商の澁谷正吉が自宅として建てたもので、根津神社の西側高台に建っている。1階が高い天井を持つ30畳ほどの風格のある洋間、2階は床の間を設えた純和風の意匠で、当時流行した和洋折衷の洋館である。崖地に沿って不整形な玄関部や洋間の隅切り、階上の張り出し等をもつ。外装等改装されているが、階上西面切妻のバージボードに建設年の時代的特徴を残す。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(根津神社内設置)
2005-8-13
弥生正緑館(渋谷家住宅洋館)主屋
(撮影:2004-4)
弥生正緑館(渋谷家住宅洋館)主屋
(撮影:2004-4)
   東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
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番号-名称 年 代   構造等
150 弥生正緑館(渋谷家住宅洋館)主屋 明治39年(1906) 木造2階建、鉄板葺、建築面積92㎡
弥生正緑館(渋谷家住宅洋館)主屋
(撮影:2004-4)