特徴等

東京大学本郷キャンパスの正門から安田講堂に至る道行にある建物群は、正門を除き大正12年(1923)の関東大震災後のキャンパス復興計画に基づき建てられたもので、外壁にスクラッチタイルを用いてゴシック様式を取り入れたデザインで統一している点に特徴があり、アカデミックな学園景観を形成している。 工学部1号館は、旧工科大学本館の跡地に建築されたもので、正門を入ったすぐ左にある列品館の背後に位置している。 鉄骨鉄筋コンクリート造、煉瓦タイル貼で、正面にゴシックアーチのアプローチが付き、各柱筋にバットレス風の付柱を持つ。設計は内田祥三。 参考資料：国指定文化財等DB(文化庁) 2005-8-13

東京大学工学部1号館 (撮影：2005-9)	東京大学工学部1号館 (撮影：2003-11)

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東京都の登録文化財建造物　　　 2018-8-13 現在

番号-名称		年 代	構造等
140 東京大学工学部 1号館		昭和10年 (1935)	鉄筋コンクリート造4階建、建築面積3263㎡

東京大学工学部1号館 (撮影：2005-9)