東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
特徴等
この住宅は法律事務所兼住宅として着工されたが、工事中に関東大震災に遭い、完成は昭和初期になったようである。地上3階地下1階建で、鉄筋コンクリート造・陸屋根の住宅としては初期のものとのこと。外観は、水平・垂直両方向の直線を主体とした簡明なデザインで、建物周りの低い塀や石材が貼られた玄関ポーチの庇の支柱などの組み合わせが面白い。2階陸屋根の庇の下には縦の溝状の装飾が施されている。大正末期の住宅建築で地下室が設けられているのも興味深い。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/東京の近代建築(地人書館刊)
2005-8-14
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新町館(三宅家住宅) (撮影:2004-1) 新町館(三宅家住宅) (撮影:2004-1)
新町館(三宅家住宅) (撮影:2004-11)
番号-名称 年 代   構造等
128 新町館
(三宅家住宅)
昭和(1926
-1988)初期
鉄筋コンクリート造、地下1階地上3階建、建築面積57㎡
       
       
       
       
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