特徴等
和のくらし博物館は、昭和26年(1951)に住宅金融公庫の融資をうけて建築されたいわゆる公庫住宅である。木造の和風建築であるが、玄関脇の1室だけ洋間(書斎兼応接)とする。融資上限の建坪18坪で達成した工夫を凝らした造りになり、戦後復興期の公的融資による庶民住宅の好例とされる。太平洋戦争後の昭和20年代(1945-1954)の住宅建築の希少性等から、平成14年(2002)に国の登録文化財に登録された。登録文化財は原則として建設後50年以上経過していることが要件になっているので、最新の部類の登録文化財となる。平成6年(1994)まで小泉家の人々が暮らしてきたが、平成11年(1999)以降「昭和のくらし博物館」として活用保存されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/昭和のくらし博物館リーフレット
2005-8-18
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   東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
昭和のくらし博物館 (撮影:2004-2)
昭和のくらし博物館 (撮影:2004-2) 昭和のくらし博物館 (撮影:2004-2)
番号-名称 年 代   構造等
096 昭和のくらし博物館
(旧小泉家住宅主屋)
昭和26年
(1951)
木造2階建、瓦葺、建築面積39㎡
       
       
       
       
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