東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
特徴等
実相寺は、天文19年(1550)江戸馬喰町に開創され、明暦3年(1657)の明暦大火の後、浅草新寺町に移転した。寛保3年(1743)に呉服商「大丸」の店主の帰依を受け、大丸寺と呼ばれた。大正12年(1923)池上の妙玄庵と合併して本門寺西隣りの現在地に移り、堂宇が建立された。
本堂は正面6間・側面6間、入母屋造、平入で、正面屋根を千鳥破風で飾り、唐破風の向拝を付ける。内部は奥中央を内陣、両脇を位牌所とし、内陣前に外陣、両脇客殿を配し、正面及び両側面に畳縁を回す。近代的な平面や細部意匠を持つ日蓮宗寺院本堂である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/池上の寺院案内パンフレット
2005-8-18
実相寺本堂 (撮影:2004-2) 実相寺本堂 (撮影:2004-2)
h:      
     
       
       
番号-名称 年 代   構造等
089 実相寺本堂 昭和3年
(1928)
木造平屋建、金属葺、建築面積187㎡
実相寺本堂 (撮影:2004-2)
       
       
       
       
リストに戻る
リストに戻る