東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
特徴等
すぺーす小倉屋のある谷中一帯は、関東大震災、戦災とも免れた地域といわれ、いまも古い町並みが残っている。小倉屋は、当時寺町として栄えた谷中で享保年間以来質屋を営んだ商家で、寺町を支える職人が質屋の主なお客であった。
蔵は店舗の北側に隣接しする質蔵で、表通りに西妻を向けて建ち、東妻を戸口とし庇が附属する。梁間が二間と狭いに関わらず三階建とする本格的な土蔵造で,近在でもひときわ高さが際だった存在である。棟札にも富士山の眺めを詠った句を記す。現在は1階部分をギャラリーとして使用されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/歴史文化のまちづくりニュースNo.18(学芸出版社HP)
2005-8-16
h:      
     
       
       
番号-名称 年 代   構造等
083 すぺーす小倉屋
大正5年
(1916)
土蔵造3階建、瓦葺、建築面積20㎡
すぺーす小倉屋蔵 (撮影:2004-12) すぺーす小倉屋蔵 (撮影:2004-12)
すぺーす小倉屋蔵 (撮影:2004-12)
       
       
       
       
リストに戻る
リストに戻る