東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
番号-名称 年 代   構造等
058 日本工業倶楽部
会館
昭和9年
(1934)
鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造、地上5階地下4階建(6階以を除く)、建築面積1877㎡
日本工業倶楽部会館
(撮影:2006-11)
日本工業倶楽部会館
(撮影:2004-8)
特徴等
日本における数少ない本格的なセセッション様式の建物で、全体に「雅にして堅」を旨としていて、国賓を迎えることを考慮して、入り口にはドリック・オーダーが配され、正面階段も広くとられた。正面中央パラペット上部には小倉右一郎作の二つの人像が置かれ、男性はハンマー、 女性は糸巻きを手にし、当時の二大工業石炭と紡績を示していた。この工業倶楽部会館は、第一次世界大戦による工業の発展、昭和初期の大恐慌、戦争、敗戦、復興、経済成長を通じて常に経済界の大きなドラマの舞台となり、財界の記念碑的な存在である。設計は横河工務所、松井貴太郎の担当とされる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/日本工業倶楽部HP
2005-3-16
日本工業倶楽部会館
(撮影:2005-3)
日本工業倶楽部会館
(撮影:2004-8)
       
       
       
       
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