東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
三菱電機高輪荘蔵 (撮影:2004-8) 三菱電機高輪荘蔵 (撮影:2004-8)
       
       
       
       
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番号-名称 年 代   構造等
027 三菱電機高輪荘
昭和(1926
-1988)初期
鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、瓦葺、建築面積41㎡
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特徴等
三菱電機高輪荘は、株取引で財をなした遠山芳三が昭和6年(1931)に建造した東京邸である。昭和31年(1956)に三菱電機が遠山家から購入し、現在に至っている。和風建築の主屋とその西方の洋館が南庭を囲む和館洋館併存型の住宅で、敷地西北部に蔵を配する。明治学院の南方に位置し、山の手地区の貴重な住宅とされる。
蔵は鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建で、主屋西北端の厨房部の西側に建っている。地階を車庫とし、南面に下屋庇を差し掛けて蔵前とする。屋根は陸屋根で、箱形状の造型意匠に昭和初期の近代土蔵としての特色がよく示されている。
参考資料:高輪荘案内パンフレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-11
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