三菱電機高輪荘洋館

特徴等

三菱電機高輪荘は、株取引で財をなした遠山芳三が昭和6年(1931)に建造した東京邸である。昭和31年(1956)に三菱電機が遠山家から購入し、現在に至っている。和風建築の主屋とその西方の洋館が南庭を囲む和館洋館併存型の住宅で、敷地西北部に蔵を配する。明治学院の南方に位置し、山の手地区の貴重な住宅とされる。
洋館は木造2階建、瓦葺で、主屋の西方に独立して建っている。北東端の階段上がり口で主屋西端の廊下に接続し、西南端に１間半四方規模のサンルームを張り出す。南庭を臨む主屋の奥座敷とともに和館洋館併存型の住宅構成を示す。
参考資料：高輪荘案内パンフレット／国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-11

番号-名称		年代	構造等
026 三菱電機高輪荘洋館		昭和(1926 －1988)初期	木造2階建、瓦葺、建築面積55㎡


三菱電機高輪荘洋館 (撮影：2004-8)	三菱電機高輪荘洋館 (撮影：2004-8)

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