特徴等
妙定院(みょうじょういん)は、徳川9代将軍家重公の大導師を勤めた増上寺46世妙誉定月上人によって、家重公菩提のため、宝暦13年(1763)この地に開創された。戦災による焼失を免れた熊野道と上土蔵が、登録文化財になっている。
上土蔵(かみどぞう)は切妻造、桟瓦葺、妻入の2階建土蔵で、北面に観音扉を開き,戸前の庇を設ける。棟札より熊野堂より遅れて当院第4世宝観上人により建立されたことが判っている。2006年に、境内南奥より現在地に移築復元された。新たに「浄土蔵」と命名し、伝来の仏像・彫刻を展示する空問として再生されている。
参考資料:現地の説明板/妙定院HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-29
妙定院上土蔵 (撮影:2019-9) 妙定院上土蔵 (撮影:2019-9)
   東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
       
       
       
       
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番号-名称 年 代   構造等
022 妙定院上土蔵 文化8年
(1811)
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積29㎡
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