東京商船大学旧天体観測所(第二観測台)

番号-名称		年代	構造等
004 商船大学旧天体観測所 (第二観測台)		明治36年 (1903)	煉瓦造平屋建、鉄板葺、建築面積25㎡

特徴等

第二観測台は、明治36年(1903)6月に第一観測台と共に建設された。はじめは子午儀室と呼ばれ、内部には子午儀を備え、子午線方向にだけ動く望遠鏡が置かれた。天体の子午線経過時刻を精密に測定して、正確な緯度の測定やその時の天体の高度から緯度の測定などを行うことができた。昭和20年(1945)アメリカ進駐軍に施設を接収された後内部施設は撤去され、現在は台座のみであるが、第一観測台と同様、輸入煉瓦造の現存する建物は貴重なものとされている。
参考資料：現地の説明板／東京海洋大学HP／国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-21


東京商船大学旧天体観測所(第二観測台) (撮影：2003-12)	東京商船大学旧天体観測所(第二観測台) (撮影：2004-10)


東京商船大学旧天体観測所(第二観測台) (撮影：2006-10)

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