東京商船大学2号館

特徴等

この建物は、大正15年(1926)の関東大震災後の昭和8年(1933)に水産講習所本館として再建されたものである。左右対称型の簡素な外観で、外壁は当時流行したスクラッチタイル貼とし、正面中央に4本の柱型を立て垂直性を強調した意匠としている。昭和35年(1960)から東京商船大学の所管となった。
水産講習所はその後、分離や統合などにより第一水産講習所、東京水産大学になり、平成15年(2003)に東京商船大学と統合されて、現在は東京海洋大学となっている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／東京海洋大学HP／総覧日本の建築(新建築社)
2018-8-19

番号-名称		年代	構造等
002 東京商船大学 2号館		昭和8年 (1933)	鉄筋コンクリート造2階建，建築面積2269㎡


東京商船大学2号館 (撮影：2004-10)	東京商船大学2号館 (撮影：2004-10)

	公開講座風景
東京商船大学2号館 (撮影：2003-12)	東京商船大学2号館 (撮影：2006-10)

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