磯工芸館(旧島津家吉野殖林所)

番号-名称		年代	構造等
003 磯工芸館(旧島津家吉野殖林所)		明治42年(1909) 昭和61年(1986)移築	木造平屋建、瓦葺、建築面積178㎡

特徴等

この建物は、明治42年(1909)に鹿児島市郊外の吉田村(現吉田町)に島津家の吉野殖林所を管理するための事務所として建設されたものである。前面全体に独自意匠の手摺付きベランダを設け、中央に起り屋根の玄関ポーチをつける。洋風デザインの中に和風意匠も取り入れた、独自の様式の、瀟洒な建物である。昭和61年(1986)に現在地に移築復原され、薩摩切子等の工芸品を扱うショップとして利用されている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／パンフレット「磯地区を歩こう」(仙巌園・尚古集成館)
2006-3-26


磯工芸館(旧島津家吉野殖林所) (撮影：2007-2)	磯工芸館(旧島津家吉野殖林所) (撮影：2007-2)

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