リストに戻る
    鹿児島県の登録文化財建造物     2018-12-8 現在
リストに戻る
特徴等
この建物は、明治37年(1904)に島津家の金鉱山事務所として串木野村 (現串木野市) に建てられたものである。大正12年(1923)に鹿児島市城西町に、昭和61年(1986)に現在地に移築された。寄棟造の2階建本屋に片入母屋屋根の玄関及びムクリ屋根の張出し部がつく。外壁は下見板貼りとし、2階正面に連続アーチで構成されるベランダを設けるなど、洋風の外観に和風の屋根をかけた独特の形態をもつ建物である。登録文化材としての名称は「磯珈琲館」であるが、現在は「磯くわはら館」としてフランス料理のレストランになっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/パンフレット「磯地区を歩こう」(仙巌園・尚古集成館)
2006-3-26
h:      
     
       
       
磯珈琲館 (撮影:2007-2) 磯珈琲館 (撮影:2007-2)
番号-名称 年 代   構造等
002 磯珈琲館(旧芹ケ野島津家金山鉱業事業所) 明治37年(1904)  /大正12年
(1923)・昭和61年(1986)移築
木造2階建、瓦葺、建築面積158㎡
磯珈琲館 (撮影:2007-2)