特徴等
善通寺は善通寺市街の西寄り、香色山の東麓に位置する真言宗善通寺派の総本山で、五岳山と号する。空海生誕の地と伝える四国八十八ヵ所霊場第七十五番札所である。境内は、金堂を中心とする伽藍 (東院) と、空海生家の佐伯氏邸宅跡とされる誕生院 (西院) の2区画に分かれる。空海が唐から帰朝した翌年、大同2年(807)の創建と伝え、建長元年(1249)に御影堂が建設されて誕生院が開かれた。
金堂は善通寺の本堂で、東院中央の基壇上に南面して建っている。桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺で、身舎は禅宗様三手先詰組、二軒扇垂木とし、四周に裳階 (もこし) を廻す。内部に運長作と伝わる像高3mに及ぶ薬師如来座像を安置する。

参考資料:善通寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-5-23

善通寺金堂 (撮影:2010-5) 善通寺金堂 (撮影:2005-6)
番号・名称 年 代   構造等
44 善通寺金堂 元禄12年(1699) 桁行三間、梁間三間、一重裳階付、入母屋造、本瓦葺
       
       
       
       
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