特徴等
善通寺駅は、香川県多度津と高知県窪川を結ぶJR土讃線の駅である。明治22年(1889)開業当時、善通寺や金毘羅宮の参拝者が多く巡拝鉄道と呼ばれていたという。現在の施設は大正11年(1922)に建築されたもので、本屋など4件が登録文化財になっており、昔懐かしいたたずまいが郷愁を誘う。
二番ホーム上屋は、線路の東側にあるプラットフォーム上に架けられた木造工作物である。長方形平面に、桁行15ft・梁間9ft間隔で規則的に角柱を建てる。真束組を基本とした小屋組と柱からなる簡素で連続的な外観が、往時の鉄道景観を今によく伝えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/善通寺観光案内HP(善通寺市)

2019-6-19
JR善通寺駅二番ホーム上屋
(撮影:2005-6)
JR善通寺駅二番ホーム上屋
(撮影:2005-6)
番号-名称 年 代   構造等
212 JR善通寺駅
二番ホーム上屋
大正11年
(1922)頃
木造、建築面積183㎡
h:      
     
       
       
       
       
       
       
リストに戻る
リストに戻る
    香川県の登録文化財建造物      2018-12-24 現在