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番号・棟 名 年 代   構造等
50 天城山隧道 明治37年(1904) 石造隧道、延長445.5m、幅員4.1m、坑門左右翼壁附属
特徴等
天城山隧道は、伊豆半島ほぼ中央部にある天城峠付近に穿たれた隧道で、湯ヶ島と河津をつないでいる。明治37年(1904)の開通により、旅人を悩ませた下田街道の難所・天城越えが解消し、北伊豆と南伊豆の距離は一気に短縮された。全長約444.5m,幅員約4.1m、総切石積みで、わが国に現存する石造道路隧道の中で最大長を有し、技術的完成度も高い土木構造物とされる。川端康成の小説「伊豆の踊り子」はじめ多くの文学作品に登場することでも知られており、今なお多くの人がこの旧道の隧道を訪れている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(静岡県/沼津土木事務所)
2006-12-30

湯ヶ島町側

湯ヶ島町側
天城山隧道 (撮影:1996-2) 天城山隧道(撮影:2006-12)
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河津町側
天城山隧道 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
    静岡県の重要文化財建造物       2018-1-14 現在