番号 棟 名 年 代   構造等
大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)   
24 本殿 文政9年(1826)  三間社流造、本瓦形銅板葺 
25 透塀  文政9年(1826)   一周延長三十八間、本瓦形銅板葺、棟門一所を含む 
26 中門-画像なし 文政9年(1826)    一間一戸平唐門、本瓦形銅板
大歳御祖神社 本殿-透塀
(撮影:2007-3)
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    静岡県の重要文化財建造物       2018-1-14 現在
特徴等
神部神社(かんべじんじゃ)、浅間神社(あさまじんじゃ)及び大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)の3社は、総称して静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)と呼ばれている。大歳御祖神社は、応神天皇4年(273)に、古代この地方の物流の拠点、商業の中心地であった「安倍の市」の守護神として創祀されたと伝わる延喜式内社であり、静岡市の地主神として崇敬を集めてきた。現在の社殿は文化元年(1804)から幕府直営工事として約60余年の歳月をかけて建築されたもので、大歳御祖神社の3棟(本殿、透塀及び中門)を含め26棟の建築が重要文化財に指定されている。
大歳御祖神社本殿は三間社流造、本瓦形銅板葺で、神部・浅間両社本殿にくらべれば簡素なたたずまいであるが、組物・彫刻には極彩色が施されている。透塀は一周延長三十八間、本瓦形銅板葺、中門は一間一戸、本瓦形銅板の平唐門である。当神社には、もと天保7年竣工の拝殿と天保8年竣工の楼門が存したが、先の大戦により焼失したため、鉄筋コンクリート造の拝殿と神門が再建されている。
参考資料:静岡浅間神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-11-5