特徴等
神部神社(かんべじんじゃ)、浅間神社(あさまじんじゃ)及び大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)の3社は、総称して静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)と呼ばれ、古来多くの崇敬を集めてきた由緒ある社である。神部神社は第十代崇神天皇の御代に駿河開拓の祖神・駿河の国魂の大神として鎮座したと伝わり、平安時代には駿河国総社となった。また、浅間神社は延喜元年(901)、醍醐天皇の勅願により富士山本宮より分祀され、爾来富士新宮として国司の尊崇を受けた。現社殿は文化元年(1804)から幕府直営工事として約六十余年ほどの長年月を要して完成、江戸時代末期の特性をよく示す神社建築として26棟が重要文化財に指定されている。
神部神社浅間神社舞殿は桁行二間・梁間三間、入母屋造、本瓦形銅板葺で、江戸時代後期に造営された社殿中唯一素木造りである。
参考資料:静岡浅間神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-6-20
神部神社浅間神社 舞殿
(撮影:2007-3)
神部神社浅間神社 舞殿
(撮影:2007-3)
       
       
       
       
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番号 棟 名 年 代   構造等
神部神社浅間神社   
08 舞殿 文政3年(1820) 桁行二間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦形
銅板葺
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    静岡県の重要文化財建造物       2018-1-14 現在