静岡県の重要文化財建造物       2018-1-14 現在
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神部神社浅間神社 拝殿
(撮影:2007-3)
神部神社浅間神社 拝殿
(撮影:2007-3)
       
       
       
       
番号 棟 名 年 代   構造等
神部神社浅間神社   
07 拝殿 文化7年(1810) 桁行七間、梁間四間、二重、入母屋造、本瓦形銅板葺
特徴等
神部神社(かんべじんじゃ)、浅間神社(あさまじんじゃ)及び大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)の3社は、総称して静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)と呼ばれ、古来多くの崇敬を集めてきた由緒ある社である。神部神社は第十代崇神天皇の御代に駿河開拓の祖神・駿河の国魂の大神として鎮座したと伝わり、平安時代には駿河国総社となった。また、浅間神社は延喜元年(901)、醍醐天皇の勅願により富士山本宮より分祀され、爾来富士新宮として国司の尊崇を受けた。現社殿は文化元年(1804)から幕府直営工事として約六十余年ほどの長年月を要して完成、江戸時代末期の特性をよく示す神社建築として26棟が重要文化財に指定されている。
神部神社浅間神社拝殿は桁行七間・梁間四間、入母屋造、本瓦形銅板葺の楼閣造りで、いわゆる浅間造の代表的なもの。高さ25mあり、殿内は132畳敷きの広さがある。天井は十間の格天井となり、その各間に狩野栄信・狩野寛信の「八方睨みの龍」「迦陵頻伽」「天人」の天井絵を飾る。
参考資料:静岡浅間神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-6-20
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