番号-名称 年 代   構造等
113 安田屋旅館
松棟
大正7年
(1918)
木造2階建、瓦葺、建築面積147㎡
特徴等
安田屋旅館は西伊豆三津浜(みとはま)に位置する明治20年(1887)創業の老舗旅館で、内浦湾に面して建っている。湾内に浮かぶ淡島の向うに富士山を望む位置にあることから、尾崎行雄により対岳荘と名付けられた。
松棟は木造総2階建、入母屋の和風建築で、玄関棟の南に雁行状に建っている。大正7年(1918)の建築で、広い螺旋階段などに特色があり、障子や欄間などの細部も優れる。2階の主室・月見草(現松の弐)は、太宰治が逗留して「斜陽」の第1章、第2章を執筆した部屋としても知られている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(沼津市教育委員会)
2007-5-15
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安田屋旅館松棟 (撮影:2007-4) 安田屋旅館松棟 (撮影:2007-4)
安田屋旅館松棟 (撮影:2007-4)
       
       
       
       
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    静岡県の登録文化財建造物       2018-12-22現在
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