番号-名称 年 代   構造等
080 依田家住宅
明治(1868
-1911)中期
木造、瓦葺、延長22.5m
特徴等
依田家は戦国時代の終わりに甲州から移ってきて松崎町の渓流那賀川のほとりに居を構え、江戸時代には名主を勤め、回船業を営んで栄えた旧家という。昭和36年(1961)からホテルとして人々に安らぎを与えてきたが、現在は松崎町が取得して地域振興などに活用されている。カマヤなど4棟が国の登録文化財、主屋など5棟が県の有形文化財となっている。
塀は、主屋の南面から西面にかけて矩折りに曲がる真壁造の土塀である。総延長18間で、内側には2間毎に控え柱を立て、屋根は桟瓦葺とする。白漆喰塗りで、外側は腰下見板張とする。東南方に接続する板塀とともに、棟の高さを変えながら塀が雁行型に連なる姿に特色がある。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/松崎町HP
2019-11-2
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依田家住宅塀 (撮影:2006-12) 依田家住宅塀 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
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    静岡県の登録文化財建造物      2018-12-22現在
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