番号-名称 年 代   構造等
066 新井旅館
紅葉
昭和2年
(1927)
木造平屋建、瓦葺、建築面積82㎡
特徴等
新井旅館は、桂川沿いに位置する伊豆修善寺温泉を代表する温泉旅館である。明治5年(1872)の創業で、岡本綺堂や高浜虚子など多くの文人墨客が訪れた宿としても有名である。明治から昭和初期にかけて建築されてきた15棟の建物が登録文化財になっており、数奇屋造を基調とする情緒溢れる客室が投宿客にくつろぎを与えている。
紅葉は昭和2年(1927)に建てられた離れの客室棟で、「甘泉楼」の北西に建ち、「甘泉楼」とは渡廊下で結ばれている。外部意匠は、屋根瓦に京都産のものを用い、庇回りを銅板葺、外壁をベンガラ色とするなど京風の趣をみせる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/新井旅館案内パンフレット/新井旅館ホームページ
2006-4-4
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新井旅館紅葉 (撮影:2006-2)
       
       
       
       
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    静岡県の登録文化財建造物      2018-12-22現在
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