番号-名称 年 代   構造等
064 新井旅館
桐の棟
大正5年
(1916)
木造2階建、瓦葺、建築面積178㎡
特徴等
新井旅館は、桂川沿いに位置する伊豆修善寺温泉を代表する温泉旅館である。明治5年(1872)の創業で、岡本綺堂や高浜虚子など多くの文人墨客が訪れた宿としても有名である。明治から昭和初期にかけて建築されてきた15棟の建物が登録文化財になっており、数奇屋造を基調とする情緒溢れる客室が投宿客にくつろぎを与えている。
桐の棟は、大正5年(1916)に建てられた木造2階建の客室棟で、「雪の棟」の北西、「華の池」に接して建ち、池中の「乙姫島」に対峙する。瓦葺の入母屋屋根に緩やかなムクリをつけ、南面は2階軒庇を瓦葺、1階庇を銅板葺とし、真壁造りによる端正な立面を水面に映す。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/新井旅館案内パンフレット/新井旅館ホームページ
2006-4-4
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新井旅館桐の棟 (撮影:2006-2)
新井旅館桐の棟 (撮影:2006-2) 新井旅館桐の棟 (撮影:2006-2)
       
       
       
       
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    静岡県の登録文化財建造物       2018-12-22現在
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