番号-名称 年 代   構造等
062 新井旅館
花の棟
昭和9年
(1934)
木造2階建、瓦葺、建築面積248㎡
特徴等
新井旅館は、桂川沿いに位置する伊豆修善寺温泉を代表する温泉旅館である。明治5年(1872)の創業で、岡本綺堂や高浜虚子など多くの文人墨客が訪れた宿としても有名である。明治から昭和初期にかけて建築されてきた15棟の建物が登録文化財になっており、数奇屋造を基調とする情緒溢れる客室が投宿客にくつろぎを与えている。
花の棟は、昭和9年(1934)に建てられた木造2階建の客室棟で、「雪の棟」の南西に位置し、「華の池」を挟んで「桐の棟」に向き合っている。庇を銅板葺とするなど、数寄屋風の趣をもち、安田靫彦の監修になるとされる。桂川に沿って建つ4棟のうち、上流から2番目の棟で、客室からは清流と対岸の竹林が望める。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/新井旅館案内パンフレット/新井旅館ホームページ
2006-4-4
新井旅館花の棟 (撮影:2006-2) 新井旅館花の棟 (撮影:2006-2)
新井旅館花の棟 (撮影:2006-2)
h:      
     
       
       
       
       
       
       
リストに戻る
    静岡県の登録文化財建造物       2018-12-22現在
リストに戻る