番号・名称 年 代   構造等
102 善光寺
本堂(国宝)
宝永4年
(1707)
桁行十四間、梁間五間、一重裳階付、撞木造、妻入、正面向拝三間、軒唐破風付、両側面向拝各一間、総檜皮葺
       
       
       
       
特徴等
善光寺は、皇極天皇元年(642)に、百済から伝来した阿弥陀如来を現在の地に祀ったことにはじまり、皇極天皇3年(644)には勅願により伽藍が造営されて「善光寺」と名付けられたと伝わる古刹である。国宝の本堂、重要文化財の三門及び経蔵は、いずれも元禄13年(1700)の炎上のあとに再建されたもので、近世大寺院の伽藍にふさわしい規模を示す貴重な建物と評されている。
本堂はT字形の棟をもつ入母屋造(撞木造)、妻入で、桁行(側面)十四間、梁間(正面)五間のきわめて縦長の建物である。正面に軒唐破風を付けた三間の向拝、両側面に各一間の向拝を設けている。このような縦長の平面は日本建築として異色のもので、德川時代中期に於ける傑作とされる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/善光寺HP
2018-7-23
善光寺本堂 (撮影:2010-11) 善光寺本堂 (撮影:2010-11)
       
       
       
       
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    長野県の重要文化財建造物     2018-1-26 現在
       
       
       
       
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