番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
067 小諸城 三之門 |
明和3年(1766) | 三間櫓門、寄棟造、桟瓦葺、左右袖塀附属 |
特徴等 |
小諸城は木曽義仲の武将・小室太郎光景が現城址の東側に館を築いたのが起りとされる。現存する遺構は仙石氏によって慶長・元和年間に築城されたもので、三之門も一連の造営の中で建造されたが、寛保2年(1742)の大洪水により流失してしまい、現存する三之門は明和3年(1766)に再建されたものである。寄棟造、桟瓦葺の3間櫓門で、1階は北脇に潜戸を設け、隅金具、八双金具等が施されている。2階は左右に袖塀が延び、矢狭間、鉄砲狭間が城郭の面影を残している。慶長年間建造の大手門とともに重要文化財に指定され、小諸城の往時のたたずまいを今に伝えている。 参考資料:現地の説明板(文化庁・ 2018-7-25 |
小諸城三之門 (撮影:2005-7) |
小諸城三之門 (撮影:2005-7) | 小諸城三之門 (撮影:2005-7) |
長野県の重要文化財建造物 2018-1-26 現在 |