特徴等 |
旧開智学校は明治6年(1873)に開校し、昭和38年(1963)まで90年間続いた、わが国で最も古い学校の一つである。校舎は、当時の筑摩県権令・永山盛輝の主導の下、地元の大工棟梁・立石清重の設計により明治9年(1876)に完成した擬洋風の校舎である。木造二階建、寄棟造、桟瓦葺で、外装を漆喰塗りの大壁とする。正面中央部に張り出した玄関ポーチ、2階の唐破風屋根、その上の廻縁付の八角塔屋が、個性的な建物正面を演出している。昭和39年(1964)に現在地に移築され、昭和40年(1965)から教育博物館として公開されている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/松本市文化財HP(松本市教育委員会) 2009-3-27 |
番 号 | 名 称 | 年 代 | 構造等 |
001 | 旧開智学校校舎 (国宝) |
明治9年 (1876) |
木造、建築面積513.58㎡、二階建、寄棟造、桟瓦葺、中央部八角塔付 |
長野県の重要文化財建造物 2018-1-26 現在 |