山田旅館薬師堂

特徴等

山田旅館は、大町市と糸魚川市を結ぶ国道148号線の小谷温泉口から約11km東に進んだ山峡にある小谷温泉の老舗旅館である。敷地内の6棟の建築物(本館、浴室、新館、前土蔵、新土蔵及び薬師堂）が登録文化財になっており、古来多くの湯治客に親しまれてきた温泉旅館の風情を今に伝えている。
薬師堂は新館の東北方，浴室の北方の山際に南面して建つ。南北棟、入母屋造、鉄板葺(もと茅葺)、妻入の小堂である。簡素な薬師堂であるが，多くの湯治客の願いを受け止めてきたのだろう。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／長野県の文化財(制作:(財)八十二文化財団)
2006-9-21

番号-名称		年代	構造等
499 山田旅館薬師堂		江戸後期 (1751-1829)	木造平屋建、鉄板葺、建築面積23㎡


山田旅館薬師堂 (撮影：2006-8)	山田旅館薬師堂 (撮影：2006-8)

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