ふれあい館しらふじ(旧丸田医院)洋館

特徴等

ふれあい館しらふじは、須坂市街の中心部、上町通りに西面して建っている。もとは旧須坂藩勘定奉行・浦野氏の住宅で、明治43年(1910)に丸田氏が買い取り、医院を開業した。主屋、洋館など全部で7棟が有形文化財として登録され、歴史景観形成の主役となっている。平成14年4月より、地域の多目的施設として活用されている。
洋館は医院開業当時の診療棟で、中庭を挟んで主屋南側に建っている。木造平屋建、寄棟造、桟瓦葺、妻入の東西棟で、内部は４室になる。軒蛇腹は白漆喰塗、他を黒漆喰塗とした土蔵造で、柱型や長押型をあらわした外壁、小壁の額縁飾や窓枠の蛇腹など、丁寧なつくりである。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／ふれあい館しらふじ案内リーフレット
2006-6-15

番号-名称		年代	構造等
400 ふれあい館しらふじ (旧丸田医院)洋館		明治43年(1910)	木造平屋建、瓦葺、建築面積75㎡


ふれあい館しらふじ(旧丸田医院)洋館 (撮影：2005-2)


ふれあい館しらふじ(旧丸田医院)洋館 (撮影：2006-8)	ふれあい館しらふじ(旧丸田医院)洋館 (撮影：2005-2)

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