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1868-1911改造
    長野県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
番号-名称 年 代   構造等
393 田中本家博物館
釜場蔵
江戸後期
(1751-1829)
土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積56㎡
田中本家博物館釜場蔵
(撮影:2007-2)
田中本家博物館釜場蔵
(撮影:2007-2)
特徴等
この博物館は、江戸中期より続く北信濃屈指の豪商・田中家の邸宅を博物館としたもので、代々の生活に使用された品々(衣裳、漆器、陶磁器、書画等々)が展示されている。建物の主要部は明治3年(1870)の須坂騒動(一揆)による火災後の再建になるもので、広大な敷地の内外に配された20棟の建造物が登録文化財になっており、須坂・穀町の歴史的景観を今に伝えている。
釜場蔵は、籾土蔵の東に続く桁行約11mの平屋建土蔵である。切妻造、桟瓦葺の東西棟で、北面に扉口を設け、吹放し下屋庇をつける。東の酒蔵との間は通路で、南に潜り門をつける。外壁は北面が漆喰塗、南面が荒壁である。もとは酒造りのための「釜場」で、屋根に煙出しの越屋根が設けられている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/長野県の文化財(八十二文化財団HP)
2006-9-22
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