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1868-1911改造
    長野県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
番号-名称 年 代   構造等
390 田中本家博物館
新土蔵
江戸末期
(1830-1867)
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積67㎡
田中本家博物館新土蔵
(撮影:2005-2)
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特徴等
この博物館は、江戸中期より続く北信濃屈指の豪商・田中家の邸宅を博物館としたもので、代々の生活に使用された品々(衣裳、漆器、陶磁器、書画等々)が展示されている。建物の主要部は明治3年(1870)の須坂騒動(一揆)による火災後の再建になるもので、広大な敷地の内外に配された20棟の建造物が登録文化財になっており、須坂・穀町の歴史的景観を今に伝えている。
新土蔵は敷地北辺、味噌蔵の東に建つ桁行約14mの2階建土蔵である。切妻造、桟瓦葺の東西棟で、外壁はすべて漆喰塗、北と南の腰を簓子下見板張とする。小屋は棟通りに立つ柱で太い化粧棟木を受け、これより厚板を桁に架け渡す。こうした架構は文庫蔵などと共通している。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/長野県の文化財(八十二文化財団HP)
2006-9-22
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