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1868-1911改造
    長野県の登録文化財建造物     2018-12-27 現在
番号-名称 年 代   構造等
388 田中本家博物館
文庫蔵
江戸末期
(1830-1867)
土蔵造3階建、瓦葺、建築面積80㎡
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特徴等
この博物館は、江戸中期より続く北信濃屈指の豪商・田中家の邸宅を博物館としたもので、代々の生活に使用された品々(衣裳、漆器、陶磁器、書画等々)が展示されている。建物の主要部は明治3年(1870)の須坂騒動(一揆)による火災後の再建になるもので、広大な敷地の内外に配された20棟の建造物が登録文化財になっており、須坂・穀町の歴史的景観を今に伝えている。
文庫蔵は、敷地北辺に位置する桁行14.5m、桟瓦葺の3階建土蔵である。西を入母屋造、東を切妻造とし、西側の妻面が隅土蔵に接している。外壁は白漆喰塗で、北面腰を簓子下見板張、南面1階を荒壁とし、2階と3階の窓に土塗観音扉を設けている。化粧棟木に厚板を架けた構法から、江戸末期の建築と考えられている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/長野県の文化財(八十二文化財団HP)
2006-9-22
田中本家博物館文庫蔵
(撮影:2007-2)
田中本家博物館文庫蔵
(撮影:2007-2)
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田中本家博物館文庫蔵
(撮影:2005-2)