リストに戻る
1868-1911改造
    長野県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
番号-名称 年 代   構造等
381 田中本家博物館
客殿
明治28年
(1895)
木造2階建、瓦葺、建築面積120㎡
リストに戻る
特徴等
この博物館は、江戸中期より続く北信濃屈指の豪商・田中家の邸宅を博物館としたもので、代々の生活に使用された品々(衣裳、漆器、陶磁器、書画等々)が展示されている。建物の主要部は明治3年(1870)の須坂騒動(一揆)による火災後の再建になるもので、広大な敷地の内外に配された20棟の建造物が登録文化財になっており、須坂・穀町の歴史的景観を今に伝えている。
客殿は敷地のほぼ中央に建つ2階建の東西棟で、渡廊下で旧主屋居住部に接続されている。銘木を使用した数奇屋造で、細部に至るまで精緻なつくりである。北に池泉回遊式庭園、南に中庭(夏の庭)を望み、庭に対して開放的なつくりとなっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/長野県の文化財(八十二文化財団HP)
2006-9-22
h:      
     
       
       
田中本家博物館客殿
(撮影:2005-2)
田中本家博物館客殿
(撮影:2005-2)