特徴等
片倉家住宅は、岡谷市街地の南西部、諏訪湖に源を発する天竜川の右岸の高台に位置し、片倉組の創始者で製糸王と呼ばれた片倉兼太郎の住家としても知られている。
味噌蔵は、主屋の西辺の道路沿いに建ち並ぶ3棟の土蔵のうち、中央に位置する土蔵である。最後に建てられたためか、間口は正面が3間弱、背面側は2間と台形状の平面になる。内部は土間で、正面側は軒の深い土庇とし、作業空間を確保する。屋根は切妻造、鉄平石葺の置屋根を味噌蔵と一体にかけているので、道路側からは西の蔵と味噌蔵で1棟に見える。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/岡谷市HP
2009-3-28
片倉家住宅味噌蔵 (撮影:2006-7) 片倉家住宅味噌蔵 (撮影:2006-7)
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1868-1911改造
    長野県の登録文化財建造物     2018-12-27 現在
番号-名称 年 代   構造等
204 片倉家住宅
味噌蔵
明治(1868
-1911)初期
土蔵造2階建、金属板葺、建築面積19㎡
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