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特徴等
鹿島神宮は、社伝によれば神武天皇即位の年(皇紀元年=西暦紀元前660年)の創建とされる古社で、古来多くの参詣客を集めてきた。鹿島台地の森に位置し、本殿・石の間・幣殿・拝殿のほか、楼門、仮殿及び摂社奥宮本殿が重要文化財に指定されている。
摂社奥宮本殿は慶長10年(1605)、徳川家康によって奉納された神宮の旧本殿で、元和5年(1619)、徳川秀忠の社殿造替に際して現在地に移され、奧宮本殿としたものである。三間社流造で、縁を四方に廻らせ、扉口は正面中央間に設けるのみで、ほかは連子窓や板 壁とするなど神社本殿の古い形式を伝えている。境内でもっとも古い社殿である。
参考資料:現地の説明板/鹿島神宮案内リーフレット/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP)
2006-10-17
鹿島神宮摂社奥宮本殿 (撮影:2006-9) 鹿島神宮摂社奥宮本殿 (撮影:2006-9)
番号・名称 年 代   構造等
鹿島神宮  
38 摂社奥宮本殿 慶長10年(1605) 三間社流造、向拝一間、檜皮葺
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    茨城県の重要文化財建造物       2017-12-14 現在