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特徴等
塙家(はなわけ)は慶長7年(1602)、秋田藩秋田実季が常陸国宍戸藩(現笠間市平町)に国替になったときに随伴し、現安児(あご)の地に定住、以来代々名主役を務めた家柄である。住宅は18世紀中頃の建築と推定されており、居住部分である主屋と土間の釜屋が別棟になっている分棟造である。
土間は桁行13.2m・梁間6.7mの規模を有し、寄棟造、茅葺で、妻部分の屋根を切り下げて開口部を設けた兜造である。主屋の向かって右(北)側に、棟を直交させて建っている。
参考資料:現地の説明板(塙仲雄氏)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP)
006-10-5
塙家住宅土間 (撮影:2006-9) 塙家住宅土間 (撮影:2006-9)
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    茨城県の重要文化財建造物       2017-12-14 現在
番号・名称 年 代   構造等
14 塙家住宅土間 江戸後期(1751-1829) 桁行13.2m、梁間6.7m、寄棟造、妻入、茅葺