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特徴等
椎名家は寛永(1620年代)以前からこの地に住み、近世には村役も務めた家柄である。住宅はかすみがうら市霞ヶ浦地区南西部の農村地に位置し、規模構造は桁行15.3m・梁間9.6m、寄棟造、茅葺である。延宝2年(1674)の建築になり、現在のところ、建築年代の明らかな民家としては東日本で最古のものとされている。間取りは千葉県北部から茨城県南部にかけて分布する変形広間型(「ねま」が「 ひろま」の後方へ張り出す平面形式)で、椎名家住宅はその典型とされる。
参考資料:現地の説明板(霞ヶ浦町教育委員会) /椎名家住宅案内リーフレット/いばらきの文化財(茨城県教育委員会)
2006-10-5
椎名家住宅 (撮影:2006-9) 椎名家住宅 (撮影:2006-9)
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    茨城県の重要文化財建造物       2017-12-14 現在
番号・名称 年 代   構造等
08 椎名家住宅 延宝2年(1674) 木造平屋建、寄棟造、茅葺、建築面積147㎡