特徴等
弘道館は、第9代藩主水戸斉昭 (なりあき) により天保12年(1841)に創設された水戸藩の藩校である。その主義・精神は日本古来の倫理道を基本とし、これに儒教の道徳を採り入れたもので水戸学と称せられた。約5万4千坪の敷地内に正庁をはじめ、文館・武館・医学館・寄宿寮等が設けられていたが、維新後、建物の焼失や敷地の縮少があり、現在は約1万坪の敷地になっている。国の特別史跡に指定され、また創立当時の遺構である正門、正庁及び至善堂が重要文化財に指定されている。
正門は切妻造、本瓦葺の四脚門で、正庁の前方の土塀の中ほどに開かれている。
参考資料:現地の説明板(茨城県)/弘道館案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2006-10-4
       
       
       
       
旧弘道館正門 (撮影:2006-9)
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旧弘道館正門 (撮影:2006-9) 旧弘道館正門 (撮影:2006-9)
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    茨城県の重要文化財建造物          2017-12-14 現在
番号・名称 年 代   構造等
01 旧弘道館正門 天保12年(1841年) 四脚門、切妻造、本瓦葺