番号-名称 年 代   構造等
276 西岡本店脇蔵 明治(1868
-1911)初期
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積50㎡
特徴等
西岡本店は真壁町の中心部の南部、田村鍋屋地区にあり、小田部鋳造と道路を挟んで対峙して建っている。天明2年(1782)に滋賀県日野町から真壁に進出し醸造業を営んでいた西岡酒造が、明治末期に清水屋酒造の土地と建物を第二工場として買収、戦後はこの地を本拠地に醸造を続け今日に至っているという。
脇蔵は店舗の南方に位置し、店舗とは棟を直交させて建っている。桁行5間・梁行3間規模、切妻造、桟瓦葺の平入総2階建土蔵で、戸口は北面に設ける。白米蔵として用いられており、窓の少ない閉鎖的なつくりとする。東側通り沿い家並みの景観形成要素のひとつとなる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP)
2005-9-24
西岡本店脇蔵 (撮影:2007-3)
       
       
       
       
リストに戻る
    茨城県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
リストに戻る
h: