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    茨城県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
特徴等
木村家住宅は、江戸時代に真壁町の中心部であった御陣屋前通りの西側に位置しており、見世蔵、主屋、住宅門の3件が登録文化財になっている。いずれも天保8年(1837)に家屋を焼失した後、嘉永6年(1853)頃に再建されたものと見られており、関東一帯でも数少ない江戸時代末期の遺構として、御陣屋前通りの街並み景観に重要な役割を果たしている。
門は一門一戸の薬医門で、見世蔵の南側に隣接して開かれている。同種の門が多い真壁町にあっても、建築年代がほぼ確定できるものとしては最も古い遺構である。屋根に緩やかな反りをもたせて、街路景観に風格と彩りを与えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP)
2005-9-21
木村家住宅門 (撮影:2003-11) 木村家住宅門 (撮影:2003-11)
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番号-名称 年 代   構造等
215 木村家住宅門 嘉永6年(1853)頃 木造、瓦葺、間口2.4m
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