茨城県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
214 木村家住宅(小田部生花店) 見世蔵 |
嘉永6年(1853) 以前 |
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積66㎡ |
特徴等 |
木村家住宅は、江戸時代に真壁町の中心部であった御陣屋前通りの西側に位置しており、見世蔵、主屋、住宅門の3件が登録文化財になっている。いずれも天保8年(1837)に家屋を焼失した後、嘉永6年(1853)頃に再建されたものと見られており、関東一帯でも数少ない江戸時代末期の遺構として、御陣屋前通りの街並み景観に重要な役割を果たしている。 見世蔵は桁行5間・梁間2間半で1階前面に下屋庇を張り出している。切妻造、平入で、内部は1階に土間(小田部生花店が営業)と10畳の座敷が設けられている。2階正面は軒を低く押さえ、漆喰塗の外壁の北寄りに小さな窓を設けるなど、江戸時代後期の見世蔵の特徴を備えている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP) 2005-9-21 |
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