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    茨城県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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番号-名称 年 代   構造等
206 潮田家住宅
別荘(離れ)
 明治(1868
-1911)初期
木造2階建、瓦葺、建築面積98㎡
特徴等
潮田家(うしおだけ)は屋号を「鶴屋」と称し、かつては呉服太物商を営んでいた。住宅は真壁町のほぼ中央、御陣屋前通りの角地にあり、敷地内に配された見世蔵などが重厚な店構えを形づくり、往時の繁栄を今に伝えている。
別荘(離れ)は敷地の西側に建ち、見世蔵と渡り廊下で結ばれている。総2階建,寄棟造・桟瓦葺であるが、周囲に縁を廻して開放的な平面とする。全体に良質の材を用い、床・棚・付書院など丁寧な数寄屋風意匠にまとめられている。地方の近代接客空間の好例で、明治期において皇族の宿泊所にあてられたこともあるという。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの教育(茨城県教育委員会HP)
2005-9-20
潮田家住宅別荘(離れ)
(撮影:2003-11)
潮田家住宅別荘(離れ)
(撮影:2007-3)
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