特徴等 |
この建物は、大正6年(1917)に日立鉱山が従業員や地域住民の厚生・娯楽のために建設した劇場で、東京の歌舞伎座を模したものといわれている。日立市街地北部の大雄院通りに東面して建ち、昭和42年(1967)まで共楽館の名称で市民に親しまれてきたが、市へ寄贈され、現在は柔剣道を主とした体育施設として市民の利用に供されている。約1800人が入場できたという洋小屋組(キングポスト・トラス)の大規模な建物で、正面入り口の左右に2階建、唐破風屋根の階段室が附属する。その堂々たる外観は、地域のシンボルにもなっている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP) 2006-10-14 |
茨城県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
173 旧共楽館 (日立武道館) |
大正6年 (1917) |
木造2階建、鉄板葺、建築面積1200㎡ |
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