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    茨城県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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特徴等
荒川家住宅は下館の中心街である田町の国道沿いに南面して建っており、敷地内の5棟の建造物が登録文化財になっている。道路に面して西から主屋、店蔵が並び、主屋の背後に付属屋、内蔵、店蔵の背後の庭の先に石蔵が配され、街並みの歴史的景観を生み出している。
内蔵は、奥座敷としての付属屋の背後に位置する2階建、桟瓦葺、切妻屋根の土蔵である。桁行4間・梁間3間の南北棟妻入で、南面に黒漆喰塗の観音扉を付け、奥座敷の廊下を蔵前とする。奥座敷側の壁面は松と鶴の鏝絵仕上げとするなど丁寧な造りの蔵になる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会)
2006-10-6
荒川家住宅内蔵 (撮影:2006-9) 荒川家住宅内蔵 (撮影:2006-9)
番号-名称 年 代   構造等
140 荒川家住宅内蔵 明治初年
(1868)
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積50㎡
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