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坂長本店石蔵 (撮影:2005-10)
    茨城県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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番号-名称 年 代   構造等
089 坂長本店石蔵 大正期
(1912-1925)
石造2階建、瓦葺、建築面積104㎡
特徴等
坂長(さかちょう)本店は、江戸時代初期に旧古河城下大工町で両替商を始め、江戸末期からは酒問屋を営む商家である。通りに面して並んで建つ店蔵、袖蔵のほか、その背後に配された主屋、文庫蔵、中蔵、石蔵が登録文化財になっており、建築年代は江戸中期から大正後期にわたるが、旧古河城下の代表的商家の屋敷構えを今に伝えている。
石蔵は、屋敷の端に位置する長大な2階建の蔵である。外壁は大谷石の切石積とし、1階各所に扉口を構え、扉口両脇柱及びまぐさに長大な一石の切石を用いている。屋根は切妻造、桟瓦葺で、2階の妻壁に窓を設ける。北関東における石蔵の中でも大規模な部類に属す。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP)
2006-10-6
坂長本店石蔵 (撮影:2005-10) 坂長本店石蔵 (撮影:2005-10)