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    茨城県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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番号-名称 年 代   構造等
088 坂長本店中蔵 江戸中期
(1661-1750)
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積52㎡
特徴等
坂長(さかちょう)本店は、江戸時代初期に旧古河城下大工町で両替商を始め、江戸末期からは酒問屋を営む商家である。通りに面して並んで建つ店蔵、袖蔵のほか、その背後に配された主屋、文庫蔵、中蔵、石蔵が登録文化財になっており、建築年代は江戸中期から大正後期にわたるが、旧古河城下の代表的商家の屋敷構えを今に伝えている。
中蔵は切妻造、桟瓦葺の2階建土蔵で、屋敷地最奥、文庫蔵と石蔵の間に建っている。建築年代は明確でないが屋敷内の建築群の中で最も古いものと伝え、当家が両替商を営んでいた時期を偲ばせる。内部は改装して酒造関係設備を整えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP)
2006-10-2
坂長本店中蔵 (撮影:2005-10) 坂長本店中蔵 (撮影:2005-10)